フレッシュオレンジグミ
自分が何度か作って好きだと思った料理やお菓子をここに書いていきます。
子供と作る、すぐできる簡単なものも多いですし、趣味丸出しの、かなり時間をかけるようなものも。
今日は子供と作るもの。
我が家の子供は、「退屈は死」というタイプ。
隙間の時間なんて作らない。
あまり寝ずに食べ続け動き続け、うっかりすると頭をぶつける1歳児、喋り続け遊びのネタを探し続ける6歳児、めっちゃかわいい、おもしろい、けど確実にこちらの気力と体力を削ってくれます。
カフェインや栄養ドリンクでドーピングしながらずっとテンション高く相手しておきたいんだけど、少しずつもやがかかっていく頭、渇く喉、痛む背中と脚の青あざ、そんなものとの戦いの中、
長男黙ろう
次男(食べてていいけど)止まろう
と、
集中する遊びで長男のおしゃべりを止める
動画で次男の注意を引きつけて動きを止める
ことを試みる日々です。
最近長男と気に入ってるのがグミ作り。
小さい型にスポイトで材料を流し込んでいる間は子供が黙る。冷やす時間を除く全行程30分くらいなものですが、ほっとするんですよ。。
おやつもできる。
使う型はもっぱらくま型です。
穴が小さくて子供が集中するからね!
くま型と言えば、中学時代、アメリカでちょっとだけホームステイしたんですよ。そのステイ先がアイスクリーム屋さんで。
そこで初日に出されたおやつが、
見たこともないような大きなグラスになみなみと注いだドクターペッパーに、
でっかいスクープのチョコレートアイスをドボンと入れ、
そのおうちの子が、見て!いくでえ!みたいな笑顔でくま型グミ、グミーベアをドサアッと乗せた、
食べても食べてもなくならない夢のようなフロート。
おかしいな。目の前では同じ年頃の子が同じものをすごいスピードで吸い込んでいるのに全然減らへんで。このコーラに葛根湯入れたような飲み物なに。あとこの熊膨らんできてへん?みたいな思い出のグミーベア。
あれ以来食べてませんでしたが、この型を見つけて思い出しました。
同時にこの穴の小ささといい、スポイトで注入する方法といい、長男の暇つぶしにいいんちゃう!?と考え購入した次第。
そしてどうせならとオレンジを絞るところから作ってみたら、あらグミって美味しいね、と思わせるものができました。
香りよく、子供に食べさせるので甘さも控えめです。
もちろん、お好みで砂糖を足してより甘くすることも可能です。
なお、水飴がなければ蜂蜜でもお砂糖でも構いません。
より固い食感がお好きなら、2gほどゼラチンを増やしていいと思いますが、そうすると少し香りが気になるかもしれません。良い加減を探してみてください。
なお、市販品と違いゼラチン使用のため、室温に出しておくと柔らかくなります。保存は冷蔵庫です。
ちなみに先ほどのドクターペッパーフロートのお家には英語が不自由な子供を、色んなところに連れて行ってくれたり、何が好き?と食事を一緒に考えてくれたり、とてもよくしてもらいました。
そういえばフロートの次におやつがアイスになったときは、食べても食べても無くならないチョコレートサンデーでしたが、コミュニケーションがとれるにつれ、「シャーベットにする?どれくらい?」と聞いてもらえるようになりました。
フレッシュオレンジグミ/
材料:
オレンジ果汁 120g(オレンジ2個あればだいたいそれくらいがとれます)
レモン果汁 8g
水飴 20g
ゼラチン 16g
作り方:
1.オレンジを切ります。
柑橘は縦に切った方がたくさん果汁がとれます。
2.オレンジを絞ります。120g分の果汁を使います。
3.オレンジ果汁、レモン果汁、水飴を小鍋に入れて混ぜ、ゼラチンを振り入れて5分ほど置きます。
本当は果汁の一部を取り分けてゼラチンを振り入れるものだと思いますが、これで問題なくできているので大丈夫だと思います。
4.3の鍋を火にかけ、煮溶かします。
ゼラチンが溶けたら火から下ろします。あまり長く火にかけると、凝固力が弱まってしまいます。
5.型に流し入れ、冷蔵庫で半日ほど冷やし固めます。
6.型から外します。
冷蔵庫に入れる時間を長くとると、よりしっかりとした食感になると思います。
このほかにもグミは色々つくっているのでまたアップするかもしれませんが、一緒に買い物に行って、あれでやってみようかなんて話をするのもまた楽しいものです。