リコッタチーズで作るフルーツサンド
フルーツサンドの生クリーム泡立てるの、面倒じゃありません?
面倒です。すごく面倒です私。
出来立てを食べてこそのフルーツサンドなのにうちには超絶かまってちゃんたちがいて、まあ食べるのはそのかまってちゃんなんですが、彼ら柵を隔てた台所に私が入ると子供達が騒ぎだします。長男は質問やYesNoクエスチョン、選択問題を織り込んだ、こちらの頭を使う話を始めてリビングに引き戻そうとします。今日はシンガポール妄想旅行のお題でやってました。次男はだいたい柵にぶら下がって泣いています。うっかりすると泡立ちすぎる生クリームを注意深く泡立てるというのは厳しい。
それ面倒なのは生クリームの泡立てちゃうやろという話かもしれませんが、子供が小さいうちは子供のなだめ作業含めて料理なんでしょうね。台所に立っている姿は白鳥が水に浮く姿、水面下では気合と筋力と機転と(略)
では!忙しいご家庭でも作れる、ふわふわのリコッタチーズを使った、泡立てなしのフルーツサンド、いかがでしょ?
まずリコッタチーズを作ります。
買ってもいいんですが、これは子供が寝ている間にできるものだし、冷蔵保存できるし、作ります。
本来のホエイを使った作り方とは少し違いますが、それらしきものができあがります。それらしきものとは、生クリームの甘さがあり酸味はなく、ふわっとしているチーズです。
リコッタチーズ/
材料:
牛乳 500g
生クリーム 100g(乳脂肪分は35%でも47%でもその他でも、好みで構いません)
塩 ひとつまみ
酢 20g(大さじ1+小さじ1)
作り方:
- 小鍋に牛乳と生クリーム、塩を入れる。
- 1の鍋を火にかけて95℃まで加熱する。
温度計、あると料理の幅が広がりますので揚げ物やコンフィ、チーズ作り用にざっくり2℃単位くらいではかれるもの、製菓もやるなら0.1℃単位のもの、持っておくと便利です。 - 火を止めて酢を加え、一般ほど静かにスプーンでかき混ぜ、ホエイと固形物を分離させる。
- 丈夫なキッチンペーパーを敷いて、ボウルなどで受けたざるに3をあけて漉す。
- 10分ほど置いたら固形物、リコッタチーズを容器に入れて冷蔵庫で保存する。
あまり長く放置すると、かたくボソボソとした食感になります。10分くらいで。置きすぎてかたくなったというときには、使うときに生クリームか牛乳でゆるめるのもいいです。
作ったリコッタは2,3日で食べ切りましょう。ジャムと一緒にパンに挟んだりパンケーキやワッフルに添えると美味しい。
ホエイもリコッタのものはミルキーで飲みやすいので、たんぱく質だと思って飲むとか、パン作りの水分として使うといいかと。
それではフルーツサンドの作り方です。
リコッタチーズに生クリームまたはヨーグルトを加えてよく混ぜると、8.5分立ての生クリームのような、ふわっぽろっとしたクリームになります。
混ぜるものが生クリームかヨーグルトかについては、酸味のある果物を使うなら生クリーム、酸味のない、例えば甘いいちごやバナナ、柿、いちじくなどがメインとなるサンドイッチなら味をしめるためにヨーグルトを使うのがお勧めです。
フルーツサンド/
材料(2,3人分):
パン 8枚切り4枚
果物 適量
リコッタチーズ 100g
生クリームまたはヨーグルト 10gまたは柔らかく、パンに塗りやすくなるまで。
グラニュー糖 5~10g
作り方:
- リコッタチーズと生クリームまたはヨーグルト、グラニュー糖をよく混ぜ合わせて、なめらかなクリーム状にする。
- 果物を適当な厚みに切り分ける。
- パン2枚にそれぞれ大さじ1程度の量のクリームを塗る。
- 果物を並べる。
切り口にどの果物を見せたいかを考えてのせるとよいです。ここでは対角線で切ることとし、切り口にはいちごを見せることにします。
あと細かいことですが、対角線で切るならば、真ん中にも果物を置くと見た目に華やかさが増します。 - 2枚をあわせ、耳を落とし切り分けて皿に盛る。
休日の朝食や子供とのおやつ作りにいかがでしょう。
最近の息子たち:
次男が静かにキャベツを食べている隙に昼食を作って戻ってきたら、細かくちぎった葉を空気清浄機の吹き出し口にせっせと詰めてた。
— Yoka (@machiko_yoka) 2017年3月7日
だいぶサルベージしたんだけど、下に落ちてしまった分、、乾燥して舞い上がるのを期待。。 pic.twitter.com/O5IXejQ7o3
お赤飯食べさせてたら小豆取り分けてて、食べたくないのかなと静観していたら、立ち上がって室内用滑り台もひっくり返して小豆を違って詰めるとかもね。あっ。パジャマの毛玉恥ずかし。。
・長男のお喋り具合がアップしていて、主語や状況説明が抜ける等、雑さもアップでクイズかパズルのよう。これが家にいる間中続くので毎日結構頭が痺れているのだけど、甘え足りないのかな。